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Phoenix Wilder and the Great Elephant Adventure
    フェニックス・ワイルダーと象の大冒険

南アフリカ映画 (2017)

ゾウと少年の映画といえば、柳楽優弥の『星になった少年』(2005)くらいしか思い当たらない。IMDbでは、他にもいくつか見当たるが、何れも、ゾウに乗っているのはインド、タイ、スリランカなどインド象の圏内の子供たち。柳楽優弥もタイに行き、ゾウ使いになろうとする。何れも、人間とゾウの間にコネンクションがある国での作品だ。この映画は、様相を全く変え、アフリカを舞台にし、違法な象牙収奪のため如何に多くのゾウが残忍なやり方で殺されているかを映像化した初めての作品だ。映画そのものは、サム・アッシュ・アーノルド(Sam Ashe Arnold)が演じる13歳のアメリカ育ちの少年を主人公とした 子供向き冒険映画として作られているが、そこで訴えられていることは、欲に駆られた人間の浅はかな残酷さ。シーシェパード環境保護団体は、クジラやイルカの保護だけに狂奔しているが、欧米にはなぜ「シー(海)」抜きの「シェパード環境保護団体」が存在しないのか? 象牙を取るためにゾウの顔が剥ぎ取られても、白人がやっていることだから目をつむって何も言わないのか? 改めて、そのような憤りさえ感じさせる。

13歳になったフェニックスは、突然両親を失う。そして、引き取られていった先は、母の姉が移り住んでいる南アフリカ。このサラ伯母は、獣医で、野生動物の保護のため、ヨハネスブルグから遠く離れた自然保護区内に住んでいる。フェニックスは、元々動物好きの少年だったので、現地に着いた翌日には、歓迎の意味でのミニ・サファリに喜んで参加する。ところが、その行った先で問題が起きてしまう。フェニックスは小さな動物に気を取られ、後を追っているうちに道に迷ってしまう。一緒に来た伯父たちは、フェニックスが別の車で帰ると言っていたので、彼がいなくなったことに気付かない。こうして、フェニックスはアメリカからアフリカに来た翌日に、人間のいない野生保護区の中で「行方不明」になってしまう。フェニックスは、野獣を避けるため穴の中で一夜を過し、翌日さまよい歩いていると、捕獲網に絡まってしまった大きなゾウを見つける。ポケットに入っていたナイフで網を切って解放してやると、ゾウはフェニックスのかける優しい言葉に気を静め、一緒に歩いてくれる。そこから、始まるゾウとフェニックスの交流は必見。映画のタイトルは「冒険」となっているが、実際には、、1人と1頭が、「ゾウを殺して象牙を奪おうとする悪人ども」と如何に戦ったか、そのために、アフリカのことなどまるで知らない少年が、野生のゾウと如何に心を通じ合い、協力したかが克明に描かれている。そこでの協力関係は、あまりにも出来すぎで信じ難いほどではあるが、観ていて爽快で楽しいことは確か。

サム・アッシュ・アーノルドは、2013.4.15生まれ。映画の撮影は2017年5月なので、14歳になったところ。サムはカナダの子役で、これが ショートフィルム3本を加えて7本目。主演は、前年の『The Adventure Club(冒険クラブ)』(2016)に次いで2度目。ただし、公開は1年違いでも、撮影は後者が2015年10月なのでサムはまだ11歳。かなり幼い感じだ。最初に、このゾウの映画を観た時、子役は南アフリカ人か、よほど動物好きの子を選んだのかと思っていたら、そうではなく、サムはごく普通の(動物とは縁のない)子役。そんな子が、アフリカに行ってゾウと密接にコンタクトする映画に出演するのは、すごいと思う。ゾウに乗っていて下半身しか映っていない場面は、ゾウに演技させるため飼育係が乗っていたのだろうが、全身が映っている場合は、乗っていても地上で抱いていても、自らゾウと接触している必要がある。私は動物が大の苦手なので、よくできるものだと感心してしまう。この映画で初めて彼の存在を知ったが、気に入ったので『The Adventure Club』はAmazonで購入し、今日本に向かっている最中。参考までに、彼が最初に出演し、演技賞を2つも獲得したショートフィルム『Winter Hymns(冬の賛美歌)』(2015)における10歳のサムの写真を添付しよう。残念ながら、この作品は入手不可能。
  


あらすじ

映画の最初に、「アフリカでは、毎年3万頭のゾウが 象牙のために殺されている」と表示される。この数値は完全に正しい。2018年3月20日にWWF(世界自然保護基金)ジャパンの特集記事のトップに「現在、年間2万頭を超えるアフリカゾウが違法に殺されています。原因は、アフリカゾウの象牙を目的とした密猟や密輸です。このままでは、地域によっては数十年のうちにアフリカゾウが絶滅してしまう恐れがあります」と書かれている。その直後、少年(フェニックス)が玄関に行くと2人の警官がいる(場所はアメリカ)。会話は何もないが、フェニックスが悲しみにくれることから(1枚目の写真)、両親が亡くなったことを告げにきたと思われる(交通事故?)。葬儀等が終わり、フェニックスは南アフリカに住んでいるサラ伯母さん引き取られることになる。飛行機で南アフリカに向かう日の朝、パソコンを開くと伯母からのビデオメッセージが届いている。「ハイ、フェニックス、今日はあなたにとって大事な日ね。でも、知っておいて欲しいの。こっちでも、私たちすごく興奮してるのよ。準備は完璧。あなたに会うのが待ちきれない。そうそう、ジャック伯父さんは、あなたをサファリに連れて行きたくてたまらないみたい」(2枚目の写真)「じゃあ、気をつけてね。愛してるわ。すぐ会えるわね。バイ」。優しさが伝わってくる。
  
  

フェニックスがどこの空港から飛び立ったのは不明だが、オープニング・クレジットの際に表示される漫画っぽい絵では、ダラスあたりからノンストップでヨハネスブルグまで飛んでいる。ただし、ダラスからの直行便はないので、一番近くのアトランタからだと、直行便でも15時間、かなりの遠距離飛行だ。O・R・タンボ国際空港では、サラ伯母さんとジャック伯父が心からの歓迎してくれる(1枚目の写真)。「疲れたでしょう」。「元気だけど、すぐ寝たい感じ」。「こちらが、ジャック伯父さんよ」〔初対面ということになる〕。伯父も、「よく来たな」と抱いてくれる(2枚目の写真)「君に会えて、すごく嬉しいよ。アフリカにようこそ」。妹の遺児をこれほど気持ちよく受け入れる情景は、観ていて気持ちがいい。
  
  

3人はジープでロッジに向かう。どこに向かっているか説明は全くないが、伯父は獣医で、野生動物保護のため特別保護区の担当者と一緒に働いているという設定なので、可能性が最も高いのはクルーガー国立公園。そこだとすれば、空港の北東400キロ。15時間の空の旅の後の400キロは辛い〔空港を離れれば、どんどんラフロードになる〕。しかし、伯父が生まれ育ったロッジは、素敵な家だった。広い居間は、如何にもアフリカらしい装飾品を用いてモダンにセットされている(1枚目の写真)。そして、次に連れて行かれたのがフェニックスの部屋。家も広いが部屋も広かった(2枚目の写真)。中央にはキングサイズのベッドが置いてあり、自然保護区らしく、虫除けの蚊帳がベッドを覆うようにセットされている。フェニックスは、疲れたのでベッドにバタンと倒れ込むが、ふと壁を見ると、飾り棚の上に木彫りのゾウが置いてある。フェニックスはベッドから起き上がると、ゾウに近づいていき、その姿にじっと見とれる(3枚目の写真)。
  
  
  

夕食の席では、学校が始まるまで5週間あること、明日には早速ミニ・サファリに連れていくことなどが話される。フェニックスは動物が好きなので大乗り気。その後、部屋でベッドに横になっていると、伯母がノックをして入って来る。「お休みを言うのに、抱きしめてキスしてもいいかしら? それとも、そんなのクールじゃない?」。「クールだよ」。キスが終わると、フェニックスは初めて心の内を打ち明ける。「ママとパパがいなくて、とっても寂しいんだ」(1枚目の写真)。伯母は、「分かるわ。すごく辛かったでしょう? 私も妹がいなくなって寂しいわ。いつも一緒だったもの。あなたと私なら大丈夫。これから仲の良い家族になれる」と慰める(2枚目の写真)。
  
  

翌朝、フェニックスが先頭のジープに乗ろうとしていると、特別保護区の担当者テンバが歓迎のプレゼントを手渡してくれる(1枚目の写真、矢印)。小さな木彫りのゾウだ。「これ僕に? すごくクールだね。ありがとう」。「ズールー語で “Indlovu”、“unstoppable(止められない、負かすことができない)” って意味だ。わしが思うに、君も “unstoppable” だからな」。ここで、フェニックスが「インラヴ」と復唱する〔テンバは「インゾウス」と発音している。フェニックスが、それを「インラヴ」と発音するのは違和感があるが、台本を英語読みした結果だろう〕。先頭のジープには、運転席の伯父が、助手席にフェニックスが、後部座席にテンバが乗る(2枚目の写真)。一行は車1台だけではなく、全部で3台あるが、それが後で問題となる。フェニックスは、座席に置いてあったカメラ〔大口径の望遠レンズをつけたニコンD4〕を構え、沿道から見えるキリンやライオンを撮影する(3枚目の写真、矢印はライオン)。ここでシーンが替わり、悪役の登場。ユダヤ系ドイツ人のフォン・シュタインだ〔南アフリカなのでオランダ系移民の成れの果てかと思ったが、「ドイツの動物園」という発言があるので、ドイツ人と想定した〕。多くの部下を使い、ゾウを殺しては象牙をバイヤーに大量供給している極悪人だ。部下2人がジープで6本の象牙を運んでくると、質と量を褒めた後で、「ノルマを果たすには、群れを見つけんといかん。バイヤーがイライラしとる」と一層の努力を要求する。部下が、ゾウが散らばっていると言っても、最近この地区で監視が厳しくなっていると言っても、「弁解はいらん、群れがいる」と撥ねつける。
  
  
  

伯父、フェニックス、テンバの3人は、野原で簡単な昼食をとる。フェニックス:「ここ、素敵だね」。伯父:「アフリカは魔法の地だ」。テンバ:「そうじゃ。不幸な目に遭っても、母なる大地はわしらによくして下さる」。帰るにあたり、フェニックスは、「今度は、一番後ろのジープに乗っていい? 先端のイス。すごくクールだ」(1枚目の写真)〔助手席の前方、ボンネットの上に簡単なイスが載っている~「観察者用のイス」〕。「いいとも。しっかりつかまってろ」。フェニックスは、昼食の籠を一番後ろのジープに乗せる。すると、脇で動物の可愛い鳴き声がする。私は動物には全くの素人なので、何かは分からないが、野生のモルモットに似た小動物だ。フェニックスは後を追っていく(2枚目の写真、矢印、後ろに足が映っている)。そして、いつしかいなくなってしまう。「おいで、チビちゃん」。どこを捜しても、姿はどこにもなかった(3枚目の写真)。
  
  
  

その頃、ジープ隊は出発してしまう(1枚目の写真、矢印はフェニックスが座るハズだった観察者用のイスのある場所~イス自体はボンネット上なので見えない)。伯父は先頭車両、フェニックスの乗るのは3両目。振り返れば、フェニックスがいないことぐらいすぐに分かる。なぜ、それをしなかったのか? 隊列と一緒にいるから、必ずジープに乗るハズという思い込みがあったのかもしれないが、無責任なことは確か。一方のフェニックスは、動物を追うことに専念していたので、どこをどう歩いてきたのか全く分からない〔ジープのいた場所すら分からない〕。「どうしよう」「ジャック伯父さん!」「誰かいない?」。そこで、大声で「助けて!!」と叫ぶ(2枚目の写真)。ジープ隊が残っていたら聞こえたかもしれないが、いなくなった今では、答える者など誰もいない。ジープ隊がロッジに到着すると、伯母が飛び出てくる。「どうだった?」。「最高だった」。「フェニックスは喜んだ?」。「すごくな」。「よかった。どこなの?」。「後ろの車。観察者用のイスだ」。伯母が、イスを見ると誰もいない。「いないわよ」。伯父は、3両目に乗っていた2人に、「フェニックスは一緒だったか?」と訊く。返事はノー。伯母と伯父はすぐに3両目に向かう(3枚目の写真、矢印は「観察者用のイス」のある位置)。「フェニックスを乗せてなかった?」。「はい、ボス」。「だけど、後ろに乗せるって言っただろ」。「聞いていません。あなたと一緒だと」。伯母は、「どこなの?!」とイラ立つ。「今すぐ戻ろう。停めた場所に戻れば、見つかる」。心配になった伯母は、当然 同行する。
  
  
  

昼食をとった場所に戻った3台。伯母と伯父は、必死に「フェニックス!」と呼ぶが反応はない。「ここに、いないじゃない。どこなの?!」。「近くにいるに違いない。ここにいたんだから」。伯父は、手分けして捜すよう命じる〔と言っても部下は3人だけ〕。一方、テンバには、この地区を統括するイボリ大佐に無線で連絡し、要員とヘリ〔単数形〕を出してくれるよう依頼させる。伯母は、「あの子、着いたばかりなのよ。1人じゃ生きていけない!」と心配する。フェニックスは、歩いていて、深い穴を見つける。火を点ける道具がないので、安全に夜を過せる場所が必要となるからだ。まだ、陽が射し込んでいるので、中に何もいないことが確かめられる。一方、伯父の元には、心配したイボリ大佐が自らやって来る(1枚目の写真、矢印は大佐)。大佐:「ダメか?」。伯父:「ぜんぜん。踏み跡もない」。「何が起きたんだ?」。「彼は、別のジープに乗ることになってた。ブッシュに入って行ったに違いない。それに気付かず、置き去りにしてしまった」。大佐は、部下がずっと留まって捜索にあたること、ヘリでは赤外線画像を使って捜索を続けると説明する〔フェニックスは穴の中にいるので、ヘリでは感知できない〕。伯母:「どうしても、見つけ出して」。大佐:「見つけるよ、サラ」。伯母:「昨日着いたばかりなの。こんな所で一人ぼっち」。伯父:「申し訳ない。探し出してみせる。約束する」。「家族をこれ以上埋葬するなんて耐えられないわ」。辺りは暗くなり、フェニックスは、持っていた小さな懐中電灯で中を照らしてみる(2枚目の写真、食料も水もライターもない)。一方、シュタインの違法キャンプでは、第一の部下が、「今夜、多くのヘリが飛びまわっています」と報告している〔伯父も大佐もヘリは単数形だった〕。「なぜだ?」。「無線をモニターしました。少年が行方不明だそうです」。「少年?」(3枚目の写真)。「アメリカ人の少年です」。「そんなの、わしには無関係だな。群れを捜すんだ」。部下は、ほとぼりが醒めるまで、活動を控えるよう進言するが、「群れの象牙には、何百万もの価値がある。今すぐ見つけたい。分かったな」と、強欲のためには問答無用〔資料には、2016年のアフリカでの象牙の “street price” がキロ1000ドルと書かれていた。1本の象牙は8キロ前後なので、1本当たり12万円になる。こんな僅かなお金のために、大きなゾウが殺されるとは!〕〔2018年から中国内の象牙取引が全面的に禁止されたため、象牙の価格は低下した。それでも、2018年11月1日のヤフオクには、「象牙 一本物 無垢 本物保証 登録票あります。長さ120cm, 8.3kg、380,000円」のような記載で、何本もの象牙が売られていた〕
  
  
  

ここからが、この映画の真骨頂。できるだけ、フェニックスに焦点を当て、伯母の部分はカットして紹介する。翌朝、穴から出たフェニックスが、行く当てもなく歩いていると、呻くような声が聞こえてくる。フェニックスが近づいていくと、1頭の雄のゾウが捕獲用の網に絡まって抜け出せないでいる。フェニックスは 何とかしなければと思い(1枚目の写真)、怖いもの知らずでゾウに近づいて行く。「助けてあげる」(2枚目の写真)。幸い、ポケットにナイフが入っていたので、「すぐ自由にするから」と言いながら、木に結ばれた網のロープを切る(3枚目の写真、矢印はナイフ)。ロープが切れると、ゾウはすぐに自由になる。野生の大人のゾウを馴らすにはかなりの時間を要すると書いてあったが、①この場合は映画で、②フェニックスが網から救い出し、③恐れずに優しく声をかけ、④ゾウと波長が合ったのか、フェニックスが話しかけると、どこにも行かずにじっとしている。フェニックスは、そのゾウに、テンバからもらった木彫りのゾウの名前「インラヴ」を進呈する。「(攻撃を始めたら)止められない、(どんなに攻められても)負かすことができない」という意味だから、かなり勇敢な名前だ。フェニックスは、「見てみたいかい?」と言い、由来となったゾウの木彫りも見せる。「インラヴ」は、木彫りに向かって鼻を突き出すので、認識したことは確かだ。「気に入ると思ったよ。今から、僕たち友だちだよね」。そして、「僕、迷子なんだ。人間、見たことある? 僕みたいなの」。それを聞いてインラヴが、体にかかっていた最後の網を落としたので、フェニックスは連れていってくれるんだと期待する。フェニックスとインラヴは、仲良く歩き出す(4枚目の写真)〔シュタインは、ロープが切られていたことで、犯人捜しを命じるが、少年がやったとは思わない〕
  
  
  
  

すると、偶然かどうかは分からないが、1人と1頭は、ジープが2台放置してある所に着く。フェニックスは、「インラヴ、人間だ!」と言って走ってジープのところまで行くが〔インラヴは危険を察知してついて来ない〕、1台のジープの荷台には象牙が6本積まれ、その横には2丁の猟銃も置いてある。何も知らないフェニックスにも、それが悪い人間の仕業との判断はつく。フェニックスは、もう1台のジープに積んであったバッグを2個ひっつかむと(1枚目の写真、赤の矢印は象牙、空色の矢印は猟銃、黄色の矢印はバッグ)、大急ぎで逃げ出す。そして、インラヴが待っていた場所まで引き返すと、「逃げろ! さあ行くぞ! 大急ぎだ!」と叫びながら、先導する〔フェニックスはインラヴをジープからできるだけ引き離す〕。インラヴに言葉が理解できたハズはないが、味方だと思っている小動物が、叫びながら走っていくので後をついて行ったのだろう。走り疲れたフェニックスは、立ち止まってバッグを投げ出す。「あいつら、悪い人間だ。ゾウを殺してる」「ちょっと休もう」。盗んできたバッグの中に入っていたのはオレンジ。昨日の昼から何も食べていないので、かぶりつく〔さすがに、皮は食べない〕。「腹ペコだよ。美味いな」「欲しいかい? ほら、あげる。オレンジだ。見たことある? 好きかい?」と言いながら、手に持ったオレンジを差し出す。インラヴはオレンジを鼻で受け(2枚目の写真、矢印はオレンジ)、そのまま口に運ぶ。インラヴは、もう1つ欲しいとでも言うように、鼻をフェニックスに巻きつける。フェニックスが、残りの半分を食べながら、「他には何があるかな?」とバッグを覗く。中にあったのは、水筒、双眼鏡、ライターだった。水と火は生存のための必需品だ。夜になり、ライターがあるので、焚き火ができる。夕食はまたオレンジ。インラヴも欲しいと意思表示。フェニックスがバッグから1個出して与えようとすると、バッグごと引っ張る。「みんな取っちゃダメだ」(3枚目の写真、矢印は渡そうとしたオレンジ)。インラヴは、何とか放してくれる。火があるので、フェニックスは安心して寝ることができた。
  
  
  

朝になってフェニックスが目を覚ますと、インラヴの姿がない。いなくなったんではと焦るが、呼び声ですぐに現れる。フェニックスは、鼻に触りながら、「逃げ出したんじゃないかって心配したんだよ」と話しかける(1枚目の写真)「お願いだから、いつもそばにいてくれよ。今日は、お互いの家族を捜そう」〔フェニックスは、インラヴも 家族と行き別れになったと思っている〕。その頃、イボリ大佐は無線を傍受して、悪名高い密猟者シュタインの行動範囲にフェニックスがいるので極めて危険だと伯母夫婦に打ち明ける〔伯父は、シュタインをよく知っているので、後で別行動に出る〕。フェニックスがインラヴと歩いていると、ゾウの死骸に遭遇する(2枚目の写真)。フェニックスは、「何てことするんだ」と言って涙を流す(3枚目の写真)。「こんなこと、止めさせなくちゃ!」。しかし、これだけでは意味が分かりにくい。そこで、YouTubeで流れている有名な映像(https://www.youtube.com/watch?v=KjDH_QZd0ok)を紹介しておこう。この映像のタイトルは、「象牙のために顔を剥ぎ取られ惨殺…最も愛されたゾウ、サタオ」。さらに、「顔を切り取ったのは、象牙を根元から取るため」と説明されている。何と残虐な! この動画の最後に、サタオの死骸が写されているが(4枚目の写真)、あまりに可哀相な姿だ〔2014年5月30日に殺害〕。密猟者は、人でなし、鬼畜、悪魔、何と呼んでも構わない。象牙を買おうと思ったら、このサタオの姿を思い浮かべ、買うのは止めて欲しい。誰も買わなくなれば、売ろうとする人もいなくなるだろうから。
  
  
  
  

惨劇の場を離れたフェニックスは、インラヴを前に考える。「どうしたらいいか、分からないや」。そして、ポケットから木彫りの「インラヴ」を取り出して、本物のインラヴと重ね合わせて見る(1枚目の写真)。フェニックスは、インラヴこそ、「止められない、負かすことができない」ゾウではないかと期待する。そして、インラヴに乗って悪者をやっつけようと決心する。「絶対に乗ってみせる。君は飛び切り賢いからな」。そう言うと、オレンジを取り出して鼻の前で振る。インラヴが、食べようと鼻を出すと、「まだまだ。僕が言った通りにするんだ」。まず「後ろに下がって」と後退させ、次に「前に出て」と前進させる。そして、オレンジを地面すれすれに下げて「座って」。この言葉で、本当にインラヴは地面に腰を降ろす(2枚目の写真)〔前脚を前に、後ろ脚を後ろに折った腹這い状態〕。フェニックスは耳の後ろに手をかけ(3枚目の写真)、背中に乗ると、インラヴは立ち上がる。「やったな、いい子だ」。フェニックスは、さっそくオレンジを渡す(4枚目の写真、矢印)。「やっぱり、君は飛び切り賢こかったね」。
  
  
  
  

フェニックスはインラヴと一体となって動いている。「乗っている」という感じではない。目の前に川が現れる。「泳いで渡れると思うかい? きっとできるよ。君は何だってできるから。さあ、行こう」。インラヴは川に入って行く(1枚目の写真)。「やっぱり、できたじゃないか」。途中から急に深くなり、フェニックスの足に水がかかる。それでも、フェニックスは大喜び(2枚目の写真)。無事に渡りきると、両手を突き上げ、「僕らを止めるものなんか、ないぞ!」と歓声をあげる(3枚目の写真)。
  
  
  

フェニックスとインラヴが潅木の多い場所を進んでいると、運悪くシュタインのキャンプに近づいてしまう。人声がするので、フェニックスはインラヴから降りて、双眼鏡で偵察する(1枚目の写真、矢印は象牙)。「奴らだ。ゾウをころした悪人どもだ」。双眼鏡を動かすと、母ゾウと子ゾウが捕らえられていることも分かる〔実は、インラヴの家族〕。「君の奥さんとベビーかい?」「自由にしてやらないと」。インラヴが怒った唸り声を上げたので、「止めろ、インラヴ。あいつら、銃を持ってる。見つかったら撃たれちゃうぞ」「銃のこと知らないのか?」(2枚目の写真)。フェニックスは、立ち上がると、「僕と君とで、2頭を助け出そう。そのためには、まず計画だ」。そして、一旦引き揚げる。そして、暗くなり、焚き火の前で、「あの銃、どうにかしなくちゃ」と言いつつ、まず眠る。翌朝、フェニックスは銃の形に似た枝を拾ってきて、「これを見て」とインラヴに見せる。「これが銃だ」。そして、「バンバン」と言いながら、撃っているフリをする(3枚目の写真、矢印は木の「銃」)。「銃は、悪いものだ。いいかい、悪いんだ。これを使って殺す。殺す道具なんだ」。そう言うと、地面に投げ捨て、足で踏んで見せる。インラヴも、その木片を踏み付ける。すごく頭のいいゾウだ。「よくやった。いい子だ」。そして、オレンジをプレゼント。
  
  
  

再びインラヴに乗ったフェニックスは、シュタインの部下3人と遭遇する。フェニックスは、すかさず、「銃だ、インラヴ!」と叫ぶ。インラヴは近くにいた黒人の銃を突き飛ばす(1枚目の写真、矢印は銃)。そして、鼻でつかんだ銃を遠くに投げ捨てる(2枚目の写真、矢印)。フェニックスが「捕まえろ!」と叫ぶ。インラヴは、3人の黒人を猛然と追う(2枚目の写真)。3人はジープを残して逃げ去る。インラヴは、ジープの荷台にあった捕獲用の網を鼻でつかみ上げ(3枚目の写真、矢印)、投げ捨てる。座席も壊して捨てる。インラヴから降りたフェニックスは、ジープのキーを投げ捨て、使えないようにする。2人の黒人はシュタインのキャンプまで逃げ帰る〔1人は逃亡?〕。「何があった?」。「ゾウに襲われたんで」。「なんで撃たなんだ?」。「茂みの中から突然現れたんで、びっくりしちまって」。「お前ら、プロのハンターなんだぞ」。「ちょっと違うんで。少年が…」。「少年? どんな?」。「ゾウに乗ってて、あれこれ言って、俺たちを追わせたんで」。あまりにあり得ない話なので、シュタインは役立たずと罵る。
  
  
  
  

しかし、フェニックスは次の攻撃に入っていた。テントの前で3人でトランプをして遊んでいる黒人を見つけると、インラヴに静かにしてるよう指示し(1枚目の写真)、テントに隠れて近づき、4本重ねて立ててあった銃をこっそりと奪い去る(2枚目の写真、矢印は銃)。こうして杞憂がなくなると、インラヴに跨(またが)り、一気に男たちに襲いかかる。彼らは、銃がないので、逃げるしかない。「テントを取れ」。インラヴは鼻でテントを振り回す(3枚目の写真、矢印はテント、中では4人目の黒人が寝ていた)。インラヴは、テントを支えていたアルミ棒を男たちに向かって投げる。当たりはしないが、あまりの凶暴さに全員が逃げ去る。報告を受けたシュタインは、2度目なので信じざるをえない。キャンプにいる黒人のハンター全員を出動させ、少年の捕獲を命じる。
  
  
  

シュタインのキャンプでは、第一の部下が采配を振るい、少年の捕獲に部下を向かわせる(1枚目の写真、矢印は第一の部下)。フェニックスはインラヴから降りて偵察に行くが、すぐにハンターに捕まってしまう(2枚目の写真)。フェニックスはジープに乗せられ、シュタインのキャンプに連行される。すぐに、シュタインが出てくる。皮肉やっぷりに、「おやおや、これはどなた様かな〔who do we have here〕?」。フェニックスは、相手が極悪人なので、最初からケンカ腰だ。「僕を引き留めておけないぞ。こんなの誘拐だ!」(3枚目の写真)。「お前の乗ってたゾウはどこにいる?」。「見つかるもんか! お前なんかより、ずっとスマートだからな」。フェニックスは解放されず、身代金目的で小屋に監禁されることに。そして、バッグを奪われ、真っ暗な小屋に放り込まれ、ドアには鎖が掛けられる(4枚目の写真、矢印は鎖)。
  
  
  
  

夜になり、第一の部下は〔少しは良識がある〕、フェニックスの件は当局に連絡し、両親の元に帰した方がいいとシュタインに提言するが、拒否される。しかし、助けは別のところからやってくる。真夜中になり、キャンプが寝静まると、インラヴがフェニックスの小屋の前にやってきた(1枚目の写真、矢印は鎖)。フェニックスは、「鎖だ。鎖が見えるだろ? 引っ張るんだ」と頼む。賢いインラヴは、言葉は理解できなくても、フェニックスが出られないのは鎖が邪魔してるからと理解し、鎖を鼻で引きちぎる。フェニックスは小屋から出ると、「凄いぞ。何てスマートなんだ」と感心する。明くる朝、シュタインと第一の部下が小屋に行くと、鎖が壊されて、フェニックスはいなくなっている(2枚目の写真)。「見張りを付けなかったのか?」。「いいえ」。「鎖を切れるのは、あのゾウだけだ」。「そうですが、あれは普通のゾウではありません」。「何がなんでも少年とゾウは見つける。わしが自分でやる」。一方、フェニックスはインラヴの前で、「これからどうしよう? 奴らは、僕らを捜すのを絶対止めないぞ。狂ってからな。君は走って逃げないと」と言ったあとで、インラヴに「ここから離れるんだ。ここにいても仕方ない」とくり返すが、インラヴは動こうとしない。「そうだよな。奥さんとベビーがいるもんな」(3枚目の写真)。そこで、「今日は、隠れないと。そして、何かいい案を考えてみよう」と言って、トボトボと歩き出す。精算があるわけではない。
  
  
  

シュタインは強硬手段に出る。第一の部下とヘリに乗ると、望遠鏡のついたライフル銃でゾウを狙い打ちにする作戦に出たのだ。ヘリの音を聞きつけたフェニックスは、インラヴを潅木の方に誘導し、狙えないようにする(1枚目の写真)。しかし、一箇所に留まっていると、着陸して撃たれるかもしれないと思ったのか、常に動き回る。しかし、運悪く、次の潅木までかなりの距離のある所に出てしまう。追尾するヘリからは、シュタインがゾウに照準を合わす(2枚目の写真)。あわや発射という時、後ろの席にいた第一の部下が、銃口を上に向けて撃てないようにする(3枚目の写真)。キャンプに戻ったシュタインはカンカンだ。部下は、少年に当たっていた可能性を指摘するが、シュタインはゾウを完璧に狙っていたと否定。部下は、1頭のゾウに執着せず、ゾウの群れを捜すべきだと言うが、シュタインのさらなる怒りを買っただけ。
  
  
  

フェニックスは、ヘリが去った後、「奴らがヘリまで持ってるとは思わなかった」と言い、「君がシマリスだったら、簡単に隠せるのに、君はでっかくて郵便番号までありそうだもの」と冗談をとばす。そして、真顔に戻り、「何か方法を見つけないと。君は奥さんとベビーと離れたくないだろうから、あそこから助け出さないと」(1枚目の写真)「それに、僕は伯母さんと伯父さんのトコに戻らないとね。いなくなって随分経ったから、すごく心配してると思うんだ」と語りかける。そして、その夜、キャンプが再び寝静まった頃、フェニックスとインラヴは、こっそりと侵入して行く。信じられないことに、両者は別行動。フェニックスは2頭のゾウを閉じ込めている柵の鎖を外すことに専念。一方、インラヴは、〔フェニックスの事前の指示通りに〕燃料の入ったドラム缶を鼻で押し倒す(2枚目の写真、矢印は缶が倒れる方向)。インラヴは茂みの中に戻り、フェニックスは2頭を解放する(3枚目の写真、ピンクの矢印がインラヴの奥さん、黄色の矢印がベビー)。その後、ドラム缶から流れ出した燃料は、途中の焚き火で引火し、近くの燃料缶の山に流れ着いて爆発を起こす(4枚目の写真)。その後、火の付いた燃料はジープも爆発させる〔あまりに出来すぎだが、そこは、少年とゾウの大活躍ということで…〕
  
  
  
  

爆発の際、シュタインはテントから出てきて怒り狂ったが、翌朝になると、キャンプには第一の部下以外誰もいない。「みんな、どこに行った?」。「逃げ出しました。あのゾウは幽霊か悪魔で、殺せないと思ったからです」。「殺せるさ。ゾウには変わりない」。「よく分かりません。ここから出た方がいいと思います」。「まず、あのゾウを射止めてからな」。一方のフェニックス、親子3人のゾウを前に、「君のベビー、すごく可愛いな」と言い、触れようとする。子ゾウも、すぐにフェニックスに じゃれる。「僕と、遊びたいのか?」。インラヴが認めているので、子ゾウは安心してフェニックスと遊ぶ。フェニックスは、インラヴに「これから どうしよう? 君は、家族を連れて行くんだろ。そうしたら、寂しくなるな。でも、行かないと。密猟者はしつこいからな」と寂しそうに語りかける(1・2枚目の写真)。そのあと、「僕たち、いいチームだったよな。あいつらのキャンプを吹き飛ばしてやった」と笑顔になり、最後に「できたら、近くの村まで乗せてってくれないかな?」と頼む。その頃、大佐と伯母は廃墟と化した違法キャンプを発見する。あちこちから、まだ煙が出ている。あまりの惨状に、2人には、一体何が起きたのか想像もつかない(3枚目の写真)〔この時点で、伯父はもう単独行動に入り、密かにシュタインを追っている〕
  
  
  

フェニックスはインラヴに跨り、その前を奥さんとベビーが歩く(1枚目の写真)〔すごく カッコいい〕。すると、行く手にライフル銃を構えたシュタインが立ち塞がり、「そこで止まれ」と命じる。さらに、「ゾウから降りろ」。「何する気だ?!」。「ゾウから降りろと言ったんだ!」(2枚目の写真)。フェニックスは仕方なくゾウから降りる(3枚目の写真)。
  
  
  

シュタインは銃を構えたままインラヴに接近(1枚目の写真)。それを見たフェニックスは、「ゾウを傷つけるな!」と叫ぶ。この言葉に反応したインラヴは、前やったようにシュタインの銃を鼻で叩き落とす。その勢いで、ジュテインは草むらに投げ飛ばされる。形勢は逆転。インラヴは、シュタインを踏み付けようとする。フェニックスは、「どうだ? 怖いか?」と嘲る(2枚目の写真)。「やめさせろ! こっちに来させるな!」。「銃がなけりゃ、お前なんかクソだ!」。「やめさせてくれ、頼む!」。フェニックスは、インラヴの威嚇を止めさせる。「奴は悪人だが、殺しちゃダメだ」。ところが、根っからの悪人は、フェニックスが背を向けると、飛ばされた銃を拾おうとする。それを止めたのは、ここまで追跡してきた伯父だった(3枚目の写真)。
  
  
  

あまりにタイミングが良すぎるが、そこに大佐と伯母の乗ったジープが到着。フェニックスは伯母と抱き合う(1枚目の写真)。失踪以来5日ぶりの再会なので、生死を心配していた伯母にとっては喜びもひとしおだ。「ずっと捜してたのよ。もうダメかと思ってた」。「ごめんさない、サラ伯母さん。迷子になってから、いろんなことが起きたんだよ」。シュタインは、大佐によって逮捕される〔部下も3人同行している〕。大佐は、フェニックスに歩み寄ると、「君が、アフリカで最も悪名高いゾウの密猟者をやっつけた御仁か」と言って握手する。「僕じゃないですよ。やったのは、ほとんどインラヴです」。伯母は、「あなた一人で、凶暴なゾウを馴らしたの?」と驚く。「凶暴じゃないよ。最高にスマートで、とっても人なつっこいんだ。来てよ、紹介してあげる」。4人はインラヴに近づいて行く。「これがインラヴだよ」。そして、「座って」と声をかける。3人は怖がって後ろに下がり、フェニックスは「いい子だ」と声をかける(2枚目の写真)。そして、さっと跨ると、ゾウを立ち上がらせる。「左だよ」。インラヴは左に歩いていく。「ね、素敵でしょ?」(3枚目の写真)。大佐は拍手、伯母と伯父は笑顔(4枚目の写真)。
  
  
  
  

シュタインを見て姿を隠していた2頭も戻ってくる。「奥さんと赤ちゃんだよ」。フェニックスが一緒なので、雌ゾウも子ゾウも安心し、伯母が鼻を撫ぜても暴れたりしない(1枚目の写真)。「可愛いわね」。伯母にとっても初めての経験だったに違いない。もう一度、フェニックスを抱きしめる。こんな素敵な甥が養子になってくれて最高に嬉しかったのだろう。大佐は、「これからどうする? ゾウの一家を養子にするのかな?」とジョークを飛ばす。それほど、見ていて関心したのだろう。フェニックスは、「もう これで、密猟者からは安全です。どこにでも自由に放浪できます。それに、インラヴはとってもいいパパだから、家族を守ってやれます」と答える。大佐は、「君は、実に立派なことを成し遂げた。80頭以上のゾウの命を救ったんだ」と褒める。そして、「このゾウたちも、その群れの仲間かもしれんな」と示唆する。いよいよ別れの時。フェニックスはインラヴの前に行き、「もうサヨナラする時だ。もう、二度と会えないだろうな。とっても寂しいよ」と声をかける。インラヴは、フェニックスに鼻をこすりつけて名残りを惜しむ(3枚目の写真)。「じゃあ、行けよ、仲間と一緒に暮らすんだ。いつもいいパパでいろよ。君はいい家族を持ってる。もう一つ、どうしても言っておきたいことがある。大好きだよ」。フェニックスはもう一度、「I love you」と言うと、インラヴに抱きつく(4枚目の写真)〔もちろん、泣いている〕。そして、3頭のゾウは野生に戻るべく、去って行く(5枚目の写真)。
  
  
  
  

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