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Wimbledon ウィンブルドン

イギリス映画 (2004)

「王子と乞食(The Prince and the Pauper)」でエドワード王子に扮したジョナサン・ティミンズ(Jonathan Timmins)が、小さな役で出ている映画。

かつて世界ランキング11位にもなったピーター(Paul Bettany)が、34才に近づき、13回目のウィンブルドンに、試合後の引退を決意してワイルドカードで出場する。試合には、女子シングルで優勝候補筆頭のリジー(Kirsten Dunst)も出場している。たまたま同じホテルに宿泊していた偶然が偶然を呼び、最後は恋するようになった二人。折りしも巨大な彗星が夜空を彩っていた。そして、ピーターの試合の度になぜか登場するボール・ボーイ(Jonathan Timmins)。すべてがピーターにとっては「運」となって、奇跡的に勝ち進み、故国イギリスの期待を一身に担って決勝戦にまで勝ち進む。引退間際のテニス・プレイヤーの悩みと期待がさっぱりと描かれ、試合シーンもリアルでそれなりに楽しめる。

ジョナサン・ティミンズは、試合の度に顔を見せるが、その時間は各数秒ほど。「王子と乞食」の4年後なので、かなり大きくなっているがイメージは変わらない。


登場シーンとお気に入りシーン

ジョナサンが少し出るだけなので、まず顔のアップが出てくる唯一のシーンから。
  

あとは、あらすじとは関係なく気に入ったシーンを幾つか。まず、ピーターが優勝する最大の原動力リジーと初めて本気で恋を語るシーン。
  

そして、その時頭上にか輝いていた彗星。
  

最後は、試合の度にボールをくれるジョナサン。
  

見ていて一番感動したのは、優勝シーンよりも、決勝戦に向かうべくホテルの部屋を出て、エレベーターを降りた瞬間のこのシーン。
  

最後は、決勝戦をフルセットで制した直後、ラケットをピーターがジョナサンに贈るシーン。
  

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